中枢神経の凍結

気が向いたらたま~~に書くブログ

深紅の王

こんにちは。冬眠から目覚めた海水魚です。

 

キングクリムゾンのトリオ期(ロバート・フリップ&ジョン・ウェットン&ビル・ブルーフォードの3人が主軸だった時期。Larks Tongues' In Aspic(邦題:太陽と戦慄)~Redまで)を集め終わったのと、最近書くことなかったのでちょっと自分とキングクリムゾンとピンクフロイドの出会いを思い出しながら更新しようと思います。

 

 

遡って4~5年ほど前、逆張りマン全開だった僕は流行りの音楽は聴かない、流行りのアニメは見ない、Youtuberは見ない…などなどそれはもう見事なくらいの逆張りマンになっていました。

そんな年末、ふと(ジョジョ5部読んだことないから読みたい)とかいうまさに衝動と言える勢いで書店へ駆け込み、文庫版5部をまとめ買いしました。

それはもう衝撃だった。こんな面白い漫画をずっと見なかったのか!と思いながら年末は5部を読み漁って充実感に浸りながら年始を迎えたのですが、そこでまたもや衝動が顔を覗かせたのです。

(キングクリムゾンって名前かっこいいな…元ネタのバンドも凄いんだろうな)と…

今思い返してみるとなんて安直な理由なんだと笑うけどこういう所から入る人もいるんだと知っていただければ幸いです。

さて話を戻すとそんなこんなでこれまた安直に、とりあず1stアルバムのThe Court of the Crimson King(邦題:クリムゾンキングの宮殿。以下宮殿と略します)を買いそしてついでにジャケットだけは知ってたピンクフロイドAtom Heart Mother(邦題:原子心母)も購入。さっそく聴くぞ!!!!!!とはりきり一通り聴きました。

そして感想はこうです

なにこれ???????????????

それもそのはず洋楽なんてマイケルジャクソンとアース,ウインド&ファイアーのようなポップ系しか聴いてなかった人間が、真っ先に宮殿なんて聴いても困惑するだけです。

逆に、ピンクフロイドの原子心母はクラシックをたまに聴くのですんなりと聴けました。そういう経緯もあってピンクフロイドは今でもなおリラックスできる音楽として日々聴いてますが、当時はキングクリムゾンが全く理解できませんでした。

そうしてピンクフロイドは何作か集めましたが、キングクリムゾンは太陽と戦慄を買ったもののこれもよくわからず、それからは一切手付かずで年月は過ぎ去っていき、色々洋楽にも手をだし(クイーンやレッドツェッペリンなど)耳が慣れてきたのでしょうか、宮殿のMoon Childを特に抵抗なく聴けるようになったのです。

そうして(よし!他にも買ってみるか!)と時が動き出した。

安直に買わずにレビューや色々なサイトで評価を吟味し、ついに二の舞にならないように慎重に選び1作だけ買ったのです。

Disciplineを

なんで?(困惑)

多分この時Redか暗黒の世界買うべきだったと思う。それはそれとして(え、お前ほんとにキングクリムゾンか?)ってなりましたが、随所にクリムゾンらしいテクニカルな演奏を感じ徐々にキングクリムゾンへと傾倒していきました。

 

そしてお次はジャケットがカッコいいからと理由(またか)でIslandsを購入。

これまた他と比べると異色作なので最初は戸惑いましたが、今ではトップクラスに好きです。でもThe Lettersは中盤でびっくりするからそこだけは嫌い

そうしてついにトリオ期の目玉と言えるStarless and Bible BlackとRedを購入。

いやぁ度肝を抜かされましたね。StarlessやFractureなど凄まじい演奏力(ちから)で静と動を巧みに使い分け、緊張感を研ぎ澄ませて最後に一気に襲ってくるあの雰囲気はキングクリムゾンの長尺曲ならでは。

The Night WatchやFallen Angelなどの美しい旋律で心を休ませるのもできるのはさすがだと思います。

 

という事で今は完全にキングクリムゾン中毒者って感じです。

これからは第2期(In The Wake of PoseidonLizard)などを集めていきたいと思います。

普通の曲を聴くのに飽きた、詩よりも曲を聴きたい…、そんな方は是非キングクリムゾンやピンクフロイド、イエスなどのプログレとして君臨してた彼らの曲に耳を傾けてはいかがでしょうか。

 

それでは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おわりだよ~(o・▽・o)